富裕層と一般人で異なるもの、それは何だろうか。資産額や収入が異なるため、お金の使い方や投資スタイルも異なるというのがまず挙げられるだろう。

一方で、時間の使い方はどうだろうか。もしあなたが富裕層の時間の使い方を知り、それを自らの生活に生かすことができれば、あなたも富裕層に近づけるかもしれない。なぜなら、時間は誰にでも平等だからだ。

ここでは、富裕層の休日の過ごし方について解説する。

目次

  1. コロナで変わる休日の時間の使い方
  2. 富裕層は休日もアクティブなことが多い?
  3. 富裕層はどのような休日を過ごすのか
    1. 1. ゴルフ
    2. 2. 旅行
    3. 3. 読書
    4. 4. 自己資産などの見つめなおし
  4. 富裕層の時間の使い方を見習い、富裕層に近づこう

コロナで変わる休日の時間の使い方

富裕層は「積極的余暇」で差をつける。富裕層の休日の過ごし方とは?
(画像=Prostock-studio/stock.adobe.com)

新型コロナウイルスの影響で、余暇の使い方が変わったという人も多いのではないだろうか。移動が制限される中で、生活に不満を感じる人も増えただろう。実際、野村総合研究所(NRI)の調査によると、生活に満足している人の割合は、2020年の3月と5月で10%も減少している。コロナは人々の精神もむしばんでいたのだ。

その一方で、興味深いデータがある。上記の通り、「生活に満足」と答えた人は減ったのだが、プレミアム消費を楽しむ層だけは、「満足」が「不満」を上回ったのだ。つまり、プレミアム消費を楽しむような富裕層は、コロナ禍においても生活に満足していたといえる。

富裕層は休日もアクティブなことが多い?

では、なぜ富裕層は、コロナ禍でも満足のいく生活が送れるのだろうか。それは、富裕層の休日の過ごし方が一般人とは異なっているからかもしれない。

多くの人は、余暇というと「のんびり過ごす」「日頃の疲れをとる」など、「休む」ことに重点を置くのではないだろうか。一方で、富裕層の場合は、「積極的に過ごす」余暇の取り方をしている人が多いことが、過去の調査からも明らかになっている。

また、本調査では、富裕層だから積極的余暇をとっているのではなく、積極的余暇をとる人が、結果として資産を形成することに結び付くことが示唆されている。富裕層の休暇の過ごし方を見習えば、資産形成につながるかもしれないのだ。

富裕層はどのような休日を過ごすのか

では、具体的に、富裕層はどのような休日を過ごしているのだろうか。代表的な4つの過ごし方について解説していこう。

1. ゴルフ

富裕層の趣味として、まず挙げられるのがゴルフだろう。確かに、もともとゴルフは貴族のスポーツだし、ゴルフ好きな経営者も多い。ではなぜ、富裕層はゴルフを楽しむのだろうか。

その理由としては2つある。1つは、ゴルフは自分との闘いであるということだ。大自然を相手に、限られたリソースで最高の結果を目指す。そういったゴルフの精神が、企業経営にもつながるというのだ。

もう1つの理由としては、人間関係作りが挙げられるだろう。ゴルフをやると、少なくとも半日、人と一緒にいることになる。当然、その間はさまざまな情報交換がなされるだろう。また、趣味を通じてできた人脈は、時にビジネスに生きてくることも多い。こうした点から、富裕層はゴルフを楽しんでいるのだろう。

もちろん、ゴルフが大自然の中で行われるスポーツで、リフレッシュできることも忘れてはいけない。

2. 旅行

旅行も富裕層の趣味の1つだ。実際、カナダの企業の調査によると、富裕層は一般世帯よりも旅行の回数が多いという。

富裕層は旅行に行き、あえて非日常の環境に身を投じることで、リフレッシュする。また、富裕層は、旅行で、物質よりも体験を求める傾向がある。こういった未知の体験を学びに繋げているのだろう。

3. 読書

読書も、富裕層らしい余暇の使い方の1つだ。ビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏などの超富裕層は、大の読書家として知られているし、さまざまな調査からも、富裕層は一般人に比べて読書する量が多いということが分かっている。

読書で得た知識がビジネスや資産形成に使えるのはもちろん、それ以上に読書は人生を豊かにしてくれるだろう。初期投資も安く、自己への投資としては最高にコストパフォーマンスがよいといえる。

4. 自己資産などの見つめなおし

自分の資産の見つめなおしをするのは、まさに富裕層らしい余暇の過ごし方だ。

コロナ禍に伴って、シティグループなどアジアで事業を展開する銀行の収入が押し上げられたのをご存じだろうか。旅行やゴルフが中止になり、アジアの富裕層たちは、ポートフォリオの見直しや株取引などを行った結果だという。

富裕層の場合、労働から稼ぐ金額より、資本、つまりお金が稼いでくる金額の方が大きいケースも多い。そういった意味では、自分よりよく稼いでくれる「資本」を最適化する行動は、富裕層にとっては合理的なのだろう。

富裕層の時間の使い方を見習い、富裕層に近づこう

富裕層と一般人では、持っている資産やステータスは異なる。しかし、時間だけは誰にでも平等だ。富裕層のような旅行を真似するのは難しいかもしれない。しかし、コロナで時間の使い方が変わる中、富裕層の積極的な余暇の過ごし方を見習って、アクティブに過ごしてみてはどうだろうか。

文・BUSINESS OWNER LOUNGE編集部