今や、多くのビジネスマンが1枚は持っているクレジットカードだが、その中でもアメックス(アメリカン・エキスプレス®)カードは特に根強い人気がある。アメックスではさまざまなカードを発行しているのも特徴だ。

数多くある種類の中でもビジネスシーンにおいておすすめなのがアメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード(※以下、アメックスビジネスプラチナカード)だ。

出張や接待、備品の仕入れなどの様々な経費でポイントが貯まることがもちろんだが、豊富なサービスも魅力で人気がある。そんなアメックスビジネスプラチナカードだが、どんな特徴がありどんなサービスを受けることができるのか知っているだろうか。

本記事ではアメックスビジネスプラチナカードについて詳しくご紹介していこう。

目次

  1. アメックスビジネスプラチナカードと個人カードの違い
  2. アメックスビジネスプラチナカードの特徴
    1. 年会費は143,000円(税込)
    2. 付帯サービスが多い
    3. ポイント還元率が高い
    4. 補償金額が高い
  3. アメックスビジネスプラチナカードはココが違う!
    1. 追加カードが発行できる
    2. ビジネス情報データベースが使える
    3. 福利厚生プログラムが使える
    4. freeeへの連携
    5. 出張、旅行もサポート
    6. 自分自身の健康チェックもできる
  4. アメックスビジネスプラチナカードを活用しよう
鴨志田大輔
鴨志田大輔
ファイナンシャルプランナー。大学卒業後、広告代理店に入社。社会人生活をする中で、自分のお金の知識が高くない事を感じ、お金の知識をより持っている方が人生が豊かになると痛感。人生をより幸せで豊かにする為にお金の知識を持ちたい気持ちが強くなり、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。現在は、初心者の方が見て、分かりやすい記事を作成する事でお金の知識を発信することに注力している。

アメックスビジネスプラチナカードと個人カードの違い

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「アメックスビジネスプラチナカード」とは?個人プラチナカードとの違いやメリットを紹介
(画像=David Hughes/stock.adobe.com)

アメックスビジネスプラチナカードと個人カードの違いとして、まず対象者の違いが挙げられる。後者はその名のとおり個人が所有するクレジットカードだが、前者は、個人事業主または、会社などの法人・企業を対象としている。

また、名義に関してはアメックスビジネスプラチナカードも個人カードも個人である点は同じだ。ただし、法人カードでは企業の信用情報と個人の信用情報の2つを確認する必要があり、審査のやり方も異なる。

さらに、法人カードであるアメックスビジネスプラチナカードは基本的に法人口座が必要である。

社員に配布したり、役員に法人カードを持たせたいなどの要望は追加カードの発行を通して実現できるため、この追加カードを含めた引き落とし口座を一本化することがこのカードでは可能だ。

アメックスビジネスプラチナカードの特徴

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ここからは、アメックスビジネスプラチナカードの特徴について解説する。

年会費は143,000円(税込)

カードの年会費は143,000円(税込)だ。追加カードは4枚まで無料だが、5枚目からは1枚追加するごとに年会費13,200円(税込)が追加される。

ほかのビジネスカードと比べて年会費は高額であるが、後述する付帯サービスの多さやポイント還元率の高さなどを加味すると経営者によっては妥当な金額と捉える人も多い。

付帯サービスが多い

また、付帯されているサービスが充実していることも大きな特徴だ。世界1,200ヵ所以上の空港ラウンジや会員専用のラウンジを利用することができる。ただし、一部のラウンジはプライオリティ・パスの事前発行が必須のため注意が必要だ。

また、電話1本で出張や接待の手配をしてくれる「プラチナ・セクレタリー・サービス」などの便利なサービスを利用することができる。そのほかにも、世界1,000ヵ所以上のホテルやリゾート施設にて無料で部屋のアップグレードができたり、チェックアウトの時間を遅くできるなどの優待特典が豊富だ。

ポイント還元率が高い

アメックスビジネスプラチナカードのポイントプログラムは、100円=1ポイントとなっている。また、会員は本来であれば年間参加費として3,300円(税込)かかる「メンバーシップ・リワード・プラス」というサービスに無料で登録ができる。

メンバーシップ・リワード・プラスに登録をすると、ポイント有効期限が無制限になるほか、対象の加盟店などで効率よくポイントがたまる「ボーナスポイントプログラム」が適用される。

また、たまったポイントは、マイルやバラエイティー豊かなアイテムと交換可能だ。おすすめなのは、還元率1%のANAマイルへの移行だ。ANA以外の航空会社も取り揃えているが、還元率は0.8%まで下がるため注意しよう。

補償金額が高い

アメックスビジネスプラチナカードは、万が一のトラブルにも対応している。

国内旅行傷害保険として最高で5,000万円が付帯されており、国内航空機遅延費用は以下のとおりだ。

乗継遅延・出航遅延・欠航・受託手荷物遅延など・・・最高30,000円 受託手荷物紛失・・・最高60,000円

また、海外旅行傷害保険の場合、最高で1億円が付帯されている点も心強いポイントだ。このケースでは、航空券やツアーなどの代金はアメックスビジネスプラチナカードで支払う必要がある。カードで支払いをしていない場合は5,000万円が上限となる。

アメックスビジネスプラチナカードはココが違う!

こちらのカードはほかのカードと比べて年会費が高額な分、利用できるサービスが多い。ここではその一部を紹介する。

追加カードが発行できる

アメックスビジネスプラチナカードは前述のとおり、追加カードを4枚まで無料で発行することが可能だ。

追加カードはアメックスビジネスプラチナカードまたはビジネスゴールドカードの2種類から選ぶことができる。付帯するサービスはカードによって異なり、5枚目以降はビジネスゴールドカードの発行となる。

ビジネス情報データベースが使える

アメックスビジネスプラチナカードの会員であれば、ジー・サーチ(G-Search)というサービスを年会費無料で利用できる。

ジー・サーチは、日本最大級のビジネスデータベースであり、帝国データバンクや東京商工リサーチなどに登録されている全国の企業情報を調べることが可能だ。

新しく取引を開始する企業の情報収集に活用できるため、価値が高いサービスといえるだろう。

福利厚生プログラムが使える

また、カード会員であれば、快適な環境づくりも可能だ。その一つが、福利厚生プログラム「クラブオフ(登録制)」である。

クラブオフとは、法人向けの会員制クラブだ。本来は「スタンダード会員」とスタンダート会員よりもサービスの幅が広い「V I P会員」の2種類が存在する。

このVIP会員は通常、月額500円かかるサービスだが、アメックスビジネスプラチナカード会員であれば無料で利用が可能だ。さらに、会員本人だけのサービスではなく、配偶者と2親等までの家族も利用が可能であるから嬉しい。

優待サービスの種類だが、クラブオフが提携しているホテルなどは国内だけで約2万カ所以上あり、会員限定優待価格で利用が可能だ。

また、テーマパークや温泉、ゴルフ場などのレジャー施設も会員限定優待価格で利用ができ、仕事以外でのプライベート利用にも利用ができそうだ。

もちろんここで紹介したサービスは数多くある優待サービスのうちの一部に過ぎず、クラブオフのホームページなどでどんな優待サービスが利用できるのか閲覧可能なので、確認してみても面白いかもしれない。

freeeへの連携

アメックスビジネスプラチナカードをはじめとする法人カードは会社の経費などに利用することが多い。その利用情報をクラウド会計ソフトである「freee」へ自動的に取り込み、管理することが可能であり、日々の経理業務の効率化を可能にして、経営分析の為のツールとして100万事業所以上で導入されているクラウド会計ソフトだ。

freeeはクラウド会計ソフトとして国内シェアNo.1を獲得しておりアメックス以外にも約5,400事業所のパートナー、約3,700口座との連携を実現している。

freeを導入することで、会計の専門知識がなくても経理の効率化ができるほか、請求書作成や経費分析レポートの作成も可能となっているため、使わない手はない。

利用の仕方はシンプルであり、会員ページからfreeeに新規登録をまずは行う。freeeでは通常無料利用として30日間を用意しているが、カード会員であればさらに30日間、合計60日間無料で利用ができる。

このお試し期間が終了すると、自動的に無料プランとなり利用できる機能が制限される。もし、freeeを利用してみて会社の経理作業が効率的になった実感があれば有料プランに再度加入すれば問題ないだろう。

出張、旅行もサポート

ビジネスカードの会員はビジネスマンが多く、出張の必要性がある人が大半だろう。

出張などで利用できるサービスを用意している点もアメックスビジネスプラチナカードのメリットの一つだ。

空港ラウンジは、カード会員はもちろん同伴者1名も利用でき、出発までゆったりとした時間を過ごせる。

また、海外出張などの際に自宅から空港まで、帰国時の空港から自宅まで会員1名につきスーツケース2個を無料で配送してもらえる「手荷物宅配サービス」もある。このサービスは無料で利用できるが、対象の空港が羽田空港・成田国際空港・中部国際空港・関西国際空港の4つのみである点に注意が必要だ。

加えて、手荷物を預けて商談に向かいたいなどの要望がある場合は、「手荷物ホテル当日宅配サービス」などを利用するのも良いだろう。このサービスは、東京駅・新宿駅・博多駅で利用することができ、指定内のホテルへ無料で手荷物を配送するサービスである。身軽に商談へ向かいたい方にとっては特に便利なサービスといえるだろう。

自分自身の健康チェックもできる

アメックスビジネスプラチナカードは、個人事業主や法人の代表対象としたカードである。会員である多くの経営者は多忙を極めているケースがほとんどだろう。

このカードでは、そんな多忙な経営者を対象に生活習慣病や食生活の健康管理に関する電話相談を無料で行う「メディカル・コンサルテーション」というサービスを提供している。

問題があれば適した医療機関へ案内することも可能だ。また、診断サービスも優待料金で利用できる点もうれしいポイントといえる。

アメックスビジネスプラチナカードを活用しよう

アメックスビジネスプラチナカードを検討している方の多くは、年会費が高いと感じている人が多い印象がある。確かに、ほかのクレジットカードと比較しても年会費が高いことは事実だ。

しかし、年会費が高いからこそ、ほかのカードでは提供していない付帯サービスを受けることができる。ビジネスをより快適に効率よく行いたい、そんなニーズにマッチしたサポートをアメックスは提供しているのだ。

個人専用同然のコンシェルジュサービスを利用して大事なパートナに上質なギフトを送ることも可能だ。

ワンランク上のサービスを受けたいという方は、ぜひこのカードを活用してみてはいかがだろうか。

文・鴨志田 大輔(ファイナンシャルプランナー)