経営者にとって、自分の顔は会社の顔でもある。そういう意味では、自分自身の顔も好印象であることにこしたことはないだろう。第一印象を良くするためにも、顔のシミなどは極力無いほうがいいと言える。今回は、20〜30代に多くあらわれるシミ(ADM)の特徴や原因、治療法について解説する。

目次

  1. ADMとはそもそも何か?
  2. ADMの特徴と原因
    1. ADMの特徴は?
    2. ADMの原因は?
  3. ADMの主な治療法は?
    1. Qスイッチ・ルビーレーザー
    2. Qスイッチ・アレキサンドライトレーザー
    3. Qスイッチ・ヤグレーザー
    4. ピコレーザー
  4. ADMの治療を受ける注意点
  5. シミが気になったらまずは診察を受けよう

ADMとはそもそも何か?

もしかしてADM?適切な治療前に知っておくべきことを解説!
(画像=Mariakray/Adobe Stock)

ADMは、肌に色素が沈着し、シミのような症状が出るのが特徴だ。正式名称を後天性真皮メラノサイトーシスと言う。一般的なシミはいわゆる肝斑と呼ばれるものが表皮に存在するのに対し、ADMは真皮に存在するシミだ。

人間の皮膚は多層構造になっており、外側の部分を表皮、内側の部分を真皮という。ADMは内側の部分にできるため、一般的なシミとは治療法が異なるのだ。

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ADMの特徴と原因

では、ADMにはどのような特徴があるか、また何が原因でADMになるのだろうか。

ADMの特徴は?

ADMは、他のシミとは「年齢」「色」「形」といった点が違う。ADMの特徴は以下の通りである。

・年齢の違い
一般的なシミは、20代後半から30代にかけて出てくることが多い。また、そばかすは幼少期から出てくるものだ。一方、ADMは20歳前後から現れることが多い。もし、20歳前後から顔のシミが気になりだした人は、ADMを疑った方がよいだろう。

・色の違い
わかりやすい特徴が色の違いだ。シミやそばかすは、一般的に明るい茶色のような色をしていることが多い。一方AMDは、茶色ではなくグレーや青みがかかった色をしているのが特徴だ。ADMはシミ・そばかすに比べて、より肌の深い部分に色素が沈着しているため、このような色合いになる。特に女性の場合、ファンデーションを塗るとADMが強調されることが多い。

・形の違い
シミ・そばかす同様にADMも両側性のため、形は非常に見分けが付きづらい。ただADMは、両頬や額の外側、鼻の穴付近に現れることが多いのが特徴だ。

ADMの原因は?

ADMの原因は、実ははっきりしたことはわかっていない。遺伝的な要因やホルモンバランスの乱れ、紫外線等に影響を受けると言われることが多い。これらによって、真皮層にメラニン色素が沈着することで、ADMが発現すると言われている。

ADMの主な治療法は?

ではADMは、どのように治療すればよいのだろうか。ADMにはいくつか治療法があり、それぞれにメリット・デメリットがある。主な治療法を紹介しよう。

Qスイッチ・ルビーレーザー

Qスイッチ・ルビーレーザーは、シミやアザの治療で一般的によく使われる治療器の1つだ。

メリットは、皮膚の正常な部分へのダメージを最小限に抑えつつ患部に照射できる点だ。そのため、少ない回数(1回~3回)で確実にADMを治療することができる。また保険が効くため、費用も比較的安くすむ。

一方、デメリットは治療したときにかさぶたが残り、治るまで10日前後かかることだ。またレーザー照射後、3〜4週目に戻りジミと呼ばれるシミの色が濃くなる現象がみられることがある。この戻りジミは、薄くなるために3〜6か月かかるので、注意が必要だ。

Qスイッチ・アレキサンドライトレーザー

Qスイッチ・アレキサンドライトレーザーを使うメリットは、効果の高さだ。波長の深達性に優れているため、他レーザーでは取れないシミも対応できる。また回復までの期間が短く、肌のホワイトニング効果や肌質の改善効果がある。

デメリットとしては、治療回数が挙げられる。ADM治療の場合、Qスイッチ・ルビーレーザーに比べて治療する回数が多くなることが考えられる。

Qスイッチ・ヤグレーザー

Qスイッチ・ヤグレーザーを使うメリットとしては、レーザー照射後のケアだ。他のレーザーに比べて、かさぶたができづらい。また戻りジミは、Qスイッチ・ルビーレーザーに比べて軽度になることが多い。

デメリットは、レーザーの照射回数が5〜10回と他のレーザーよりも時間がかかること。さらには、しみが薄くなるまでに照射後2〜3ヶ月かかるため、即効性を感じづらいところだろう。時間はかかるものの、アフターケアを少なく治したい人におすすめだ。

ピコレーザー

Qスイッチレーザーが熱でメラニンを破壊するのに対し、ピコレーザーは振動を与えて破壊していくものになる。

ピコレーザーのメリットは、より細かいADMに対しても色素沈着がほぼ起きないこと。さらに、かさぶたができづらい点だ。ただデメリットとして、治療が2〜5回ほど必要なため、ルビーレーザーよりも時間がかかることである。

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ADMの治療を受ける注意点

ADMの治療を受ける際に最も重要なのは、自分で治療法を判断しないことだ。前述したように、シミにはさまざまな種類があり、ADMとは限らないかもしれない。シミの種類によって最適な対処方法は異なり、誤った対処はシミを濃くする原因にもなる。

もしADMかと思ったら、まずは医師による適切な判断・アドバイスを受けるのがよいだろう。その上で、医師と相談して適切な治療法を決めるのがベストだ。

シミが気になったらまずは診察を受けよう

シミにはいろいろな種類がある。ただし20代前後でできたシミは、ADMの可能性が考えられる。またADMは真皮にできる色素沈着のため、他のシミとは特徴が異なるのだ。

シミとADMは治療法が異なり、それぞれに適した治療法がある。もしシミが気になるのであれば、ADMを疑って病院で診察を受けるとよいだろう。

文・Business Owner Lounge編集部