世の中にクレジットカードはごまんとある。年会費無料のものから、年会費が数万円を超えるものまでさまざまだ。多くの人は「年会費は極力安く済ませたい」と考えることが多いだろう。

目次

  1. アメックス・プラチナ・カードとは?
  2. アメックス・プラチナ・カードの年会費
  3. アメックス・プラチナ・カードの主な3つのメリット
    1. 1.ラウンジサービス
    2. 2.コンシェルジュサービス
    3. 3.ポイントサービス
    4. その他付帯サービスも充実
  4. アメックス・プラチナ・カードの利用限度額
  5. アメックス・プラチナ・カードの審査に通る年収
  6. アメックス・プラチナのインビテーションを受けられる条件は?
  7. アメックス・プラチナ・カード発行の流れ
  8. サービス充実のアメックス・プラチナ・カード、持って損はない

そういった中で、10万円を超える年会費にもかかわらず、根強い人気を誇るのがアメックス・プラチナ・カードだ。高額な年会費に見合う価値とは何なのか、また、アメックス・プラチナ・カードを持つのに必要な条件には何があるのかを解説する。

アメックス・プラチナ・カードとは?

アメックス・プラチナとは?審査に通る年収はいくら?基礎知識をチェック
(画像=csystudio/stock.adobe.com)

アメックス・プラチナ・カードは、アメックス社が発行するクレジットカードだ。アメックスのクレジットカードは、提携しているクレジットカードを除くと、アメックス・カード、アメックス・ゴールド・カード、アメックス・プラチナ・カードがある。プラチナ・カードはその中で最もグレードの高いカードとなっている。

アメックスのカードは、ベーシックなアメックス・カードでも、年会費が1万3,200円かかる。その分サービスや特典などは充実しているのが特徴だと言ってよいだろう。その最上級のカードであり、最高クラスのサービスを受けられるのが、アメックス・プラチナ・カードなのだ。

アメックス・プラチナ・カードの年会費

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アメックス・プラチナ・カードの年会費は、14万3,000円と、クレジットカードの年会費としては高額だ。カードの会費として毎月1万円以上かかる計算になる。

アメックス・プラチナ・カードの年会費は、他のプラチナカードと比較しても高い。例えば三井住友カード プラチナは5万5000円、オリコカードのプレミアムカードであるオリコカード ザ プラチナの年会費は2万370円だ。

プラチナカードは、一般的に普通のカードに比べて年会費が高額な傾向にあるが、アメックス・プラチナ・カードはその中でも年会費が高額となっている。逆に言えば、それだけの年会費を支払える人だけが持てる、限られた人にしか持てないカードであると言える。

なお、家族カードについては4枚まで無料で発行することができる。

アメックス・プラチナ・カードの主な3つのメリット

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では、それだけの年会費を支払うことで得られる、アメックス・プラチナ・カードのメリットには、どのようなものがあるのだろうか。

1.ラウンジサービス

まず知っておきたいのは、ラウンジサービスだろう。アメックス・プラチナ・カードを持っていると、130以上の国で、500空港1,200カ所以上のラウンジを利用できる。

ラウンジでは、軽食や飲み物を楽しむだけでなく、出張であれば仕事の時間に充てることもできる。乗り換えや搭乗までの時間は、意外と長くもてあましがちだ。その時間を有効に使えるのは、飛行機をよく利用する人にとっては心強いサービスだろう。

また、空港によっては、同伴者が無料で利用できるケースも多い。出張が多い人や海外旅行が多い人にとってはうれしいサービスだ。

2.コンシェルジュサービス

あまり知られていないかもしれないが、コンシェルジュサービスも魅力的なサービスの1つだ。

プラチナ・カードを保有していれば、プラチナ・カード会員専用窓口「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」で、24時間365日いつでもカードやサービスの問い合わせに加え、旅の準備やレストランの予約など、さまざまなサービスを受けられる。

コンシェルジュサービスの魅力は、その柔軟な提案力にある。ただレストランやホテルの予約などをとるだけでなく、「xx地域の手土産」や「一人5,000円で4人で入れる居酒屋」「子供連れで泊まるのに適した沖縄のホテル」といったあいまいなリクエストでも、コンシェルジュができるだけ条件を合うようにお店やホテルを探して提案してくれるのだ。

忙しい人にとっては、お店やホテルを探す時間ももったいないと思うこともあるはずだ。そうしたときに、痒いところに手が届くコンシェルジュサービスは、非常に心強い存在となるだろう。

3.ポイントサービス

他のクレジットカード同様、ポイントサービスもある。そして、アメックス・プラチナ・カードは、ポイントサービスの面でも他に比べて充実しているのだ。

通常アメックスの場合、メンバーシップ・リワードというポイントサービスがあり、100円=1ポイントで、1ポイント=0.3円と、還元率は約0.3%となっている。これは他のカードと比較しても、決して還元率が高いということはない。

しかし、さらにメンバーシップ・リワード・プラスというサービスがあり、通常年会費3,300円がかかるところ、プラチナ・カードを保有していれば無料でそのサービスに加入できるのだ。

メンバーシップ・リワード・プラスでは、通常有効期限があるポイントが無期限となるだけでなく、還元率が1ポイント=1円と1%になる。1%の還元率は魅力的ではないだろうか。さらに、ANAのマイルへの変換が、1000ポイント=1000マイル(通常は2000ポイント=1000マイル)になる。

また、ボーナスポイントプログラムという形で、海外でのレストランやタクシーの利用、海外ウェブサイトでの買いや、日本国内でのYahoo!ショッピングやAmazon、さらにはApple Storeなどでの買い物が100円=3ポイントと3%の還元率になる。

還元率3%を超えるポイントプログラムはめったに存在せず、使える場所は限られているとはいえ、最高クラスのポイントプログラムだと言えるだろう。

その他付帯サービスも充実

他にも、さまざまな付帯サービスが充実している。例えば、ファイン・ホテル・アンド・リゾートという、ホテルのアップグレードプログラムだ。

プラチナ・カードを保有していると、12:00からのアーリーチェックインや16:00までのレイトチェックアウト、さらに部屋のアップグレード、朝食が2人まで無料、Wi-Fi無料、また100ドル相当のホテル・オリジナル特典を受けることができる。

また、対象となるホテルは、日本ではアマン東京やセントレジスホテル大阪、海外ではハレクラニやシャングリラホテルパリなど、一流のホテルばかりだ。こういった贅沢な空間をさらに贅沢に過ごすためのプログラムも見逃せない。

さらに、1年に1度、国内のホテルに無料で泊まれるフリー・ステイ・ギフトも、このプログラムとは別に用意されている。

レストランでは、「2 for 1ダイニングby招待日和」というサービスがあり、国内約200店舗およびシンガポール・ハワイ・台湾(2020年9月時点)のレストランを2名以上で予約すると、1名分のコース料金が無料になる。他にも、旅行傷害保険や個人賠償責任保険、ホームウェア・プロテクションという家電やカメラの故障補償など、実に多くのサービスがある。

こうしたサービスは、買い物や旅行など余暇を楽しむことが多い人にとってはうれしいサービスばかりではないだろうか。

アメックス・プラチナ・カードの利用限度額

基本的に、アメックス・プラチナ・カードには、「いくら」と決まった限度額があるわけではない。アメックスは、年収や属性、また、他社からの借り入れといった入会時のデータに加え、入会後のカード利用状況、支払い実績等の状況から、柔軟に利用限度額を設定しているという。

入会時の年収が高い、また、他社からの借り入れが少ないことに加え、毎月カードを使い正しく返済することで、限度額はどんどん大きくなっていく。もし利用限度額を大きくしたいのであれば、早いうちにカードを作り、きちんと信用実績を積み重ねていくことが重要だと言えるだろう。

アメックス・プラチナ・カードの審査に通る年収

アメックス社は、プラチナ・カードに必要な年収を提示していない。なぜなら、単純に年収だけではなく、他社からの借り入れ状況なども影響するからだ。

聞くところによると、年収400万円代であっても、プラチナ・カードの審査に通るケースもあるようだ。だが、これは、個人によってケースバイケースなので、欲しい場合は、いったん自分の年収が何であれ、一度プラチナ・カードに申し込んでみるといいかもしれない。

アメックス・プラチナのインビテーションを受けられる条件は?

アメックスのプラチナ・カードを手に入れる方法として、申し込み以外にアメックスからインビテーションを受け取るという方法もある。この場合は、すでにアメックスが入会要件を満たしていると判断しているため、審査が不要になるのだ。

アメックスからインビテーションを受け取るには、アメックス・カードかアメックス・ゴールド・カードを持っていること、およびカードの使用履歴、使用額がそれなりにあることが条件とされている。

ただし、アメックス自体は、インビテーションの基準などについては一切公開していない。アメックス・プラチナ・カードを持ちたいけれど審査に通らないのであれば、いったんアメックス・カードかアメックス・ゴールド・カードに申し込み、アメックスからのインビテーションを待つ、というのも一つの手段だろう。

アメックス・プラチナ・カード発行の流れ

アメックス・プラチナ・カードといえど、申し込み方法には他のカードとそこまで差はない。アメックスのHPより申し込むことが可能だ。

名前や電話番号などの基本情報に加え、職業・収入・金融資産などを記載し、同意事項に同意すれば申し込み完了となる。申し込み後に審査が行われ、審査に通れば、カードが発行されるという一般のクレジットカードと同じ流れだ。インターネットさえあれば、申し込み自体は簡単に行うことができる。

サービス充実のアメックス・プラチナ・カード、持って損はない

アメックス・プラチナ・カードは、年会費が10万円以上と高額ではあるものの、ホテルのサービスやポイントプログラム、コンシェルジュサービスなど、他のカードにはない充実したサービスがあるのが特徴だ。

もしある程度の金額をカードで使うことが多く、旅行や出張に行く機会があれば、検討してみてもいいかもしれない。審査基準等は公表していないため、まずは申し込みをしてみてはいかがだろうか。

文・BUSINESS OWNER LOUNGE編集部