土地の価格が高い東京都内では、仕事をする場所としてレンタルオフィスという選択肢がある。特に個室のレンタルオフィスは、一般的なレンタルオフィスと比べると比較的大人数での利用が可能な点がメリットだ。そこで今回は、東京都内でおすすめの個室レンタルオフィスについて港区・中央区・千代田区の3エリアの中から厳選して紹介していく。あわせて個室レンタルオフィスの特徴やメリット・デメリット、選ぶ際に確認したいポイントも解説する。

個室のレンタルオフィスとは?

東京都内(港区・中央区・千代田区)でおすすめの個室のレンタルオフィス【徹底解説】
(画像=bongkarn/stock.adobe.com)

そもそも個室のレンタルオフィスとは、一体どのような場所なのだろうか。まずコワーキングスペースや共用型のレンタルオフィスと比較した場合の特徴やメリット、デメリットを解説しよう。

レンタルオフィスの特徴

レンタルオフィスとは、レンタルオフィスの運営企業と契約を締結することで利用できるオフィスである。種類は、鍵付きのドアで仕切られた完全個室型のレンタルオフィスや簡単な仕切りにより1区間を独占的に利用できるレンタルオフィスなど、その形態はさまざまだ。中でも完全な個室を利用できる場合は「個室のレンタルオフィス」と呼ぶケースが多い。

基本的には、椅子や机などの備品、Wi-Fi、コピー機などビジネスに必要な環境はすべて備わっている。そのため賃貸借契約を結ぶだけで実際に所有しているオフィスのように利用できる。

レンタルオフィスを利用するメリット

最大のメリットは、自社だけのプライベートな空間を確保できる点にある。コワーキングスペースや簡単な仕切りのみで区切られたレンタルオフィスの場合、電話の内容を他の会社に聞かれたり重要な情報が他の会社に盗み見されたりするリスクも否めない。

一方で個室のレンタルオフィスであれば、それぞれの部屋がしっかりと区切られているため、上記のようなリスクを大幅に軽減できる。また、共用オフィスやコワーキングスペースと比較して利用できるスペースが広い点もメリットとして挙げられる。

レンタルオフィスを利用するデメリット

利用スペースの広さや高いプライベート性を保てる一方で、費用が高くなりやすい点はデメリットだといえる。コワーキングスペースやシェアオフィスの場合、月額数千円から利用できる。一方で個室レンタルオフィスの場合は、安くても3万~5万円程度のコストがかかってしまう。そのため、事業を立ち上げた後しばらくはコワーキングスペースやシェアオフィス、ある程度事業が軌道に乗ったら個室レンタルオフィスという形で使い分けるのがおすすめである。

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個室のレンタルオフィスを選ぶ際に確認したい3つのポイント

個室のレンタルオフィスは多種多様であるため、いくつかのポイントを踏まえた上でレンタルする場所を選ぶことが重要だ。具体的には以下の3つの項目をチェックするのが個室レンタルオフィスを選ぶ際のコツとなる。

1:料金

個室のレンタルオフィスを選ぶ上で最も重要なのは料金である。しかし、一口にレンタルオフィスと言っても料金はピンキリだ。一般的にアクセスが良くおしゃれな個室レンタルオフィスほど料金は高い傾向がある。

そのため、個室のレンタルオフィスを選ぶ際は、自分の希望と予算を天秤にかけた上で妥協できるラインを見定めることが重要だ。

2:アクセス

料金と同様に重要なのが、個室レンタルオフィスへのアクセスである。仕事のために毎日利用するオフィスをレンタルするのだから、自分にとって通いやすい場所を選ぶのに越したことはない。

アクセスといっても、単純に駅から近いというだけでなく、自宅からのアクセスのしやすさや、重要な取引先からの距離なども考慮すると良いだろう。

3:サービス内容

レンタルオフィスでは、個室のレンタルオフィス以外にもさまざまなサービスを提供している。例えば、ロッカーの有無や登記の可否、電話対応の有無といったサービスは基本だといえるだろう。

この他に会社設立のサポート、受付の人によるサポートなどを提供するレンタルオフィスもある。運営会社によって提供するサービス内容は異なるので、自分の希望を満たすサービスを提供しているかどうかも確認しておきたい。

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東京都内のおすすめ個室レンタルオフィス

最後に、港区・中央区・千代田区にあるおすすめの個室レンタルオフィスを各エリアそれぞれ3カ所ずつ紹介する。

港区

港区でおすすめの個室レンタルオフィスは以下の3カ所である。リージャス、CROSSCOOPに関しては、特にハイグレードと思われる2カ所をピックアップした。

・リージャス 赤坂アークヒルズビジネスセンター

レンタルオフィスサービスにおいて、世界No.1ブランドであるリージャスグループが運営するレンタルオフィスである。東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」3番出口から徒歩約2分、東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王駅」13番出口から徒歩約4分という好立地に位置する。

完全個室のレンタルオフィス以外にも入居者限定の貸し会議室も利用可能となっている。また、リージャスグループが運営する世界110カ国3,300拠点(2020年7月時点)のビジネスラウンジを利用する権利も与えられるため、出張先でも仕事に集中できるだろう。

なお利用料金は非公表であるため、気になる人は問い合わせてみよう。

参考:リージャス 赤坂アークヒルズビジネスセンター

・CROSSCOOP青山

CROSSCOOP青山は、東京メトロ銀座線「外苑前駅」から徒歩約3分の場所にある個室レンタルオフィスだ。

料金は1名用の個室が7万円から、3名用の個室は16万円からと少々高い設定となっている。しかし、来客対応や水道光熱費などが含まれている上に1日3~5時間無料で会議室を利用できるなど、他の個室レンタルオフィスと比べるとサービスが豊富なことが特徴だ。

多少費用がかかっても「青山の一等地で質の高いサービスを受けたい」と考える経営者にはおすすめである。

参考:CROSSCOOP青山

・オープンオフィス乃木坂/青山一丁目

東京メトロ千代田線「乃木坂駅」4番出口から徒歩約1分の好立地にあるオープンオフィス乃木坂は、リージャスグループが別ブランドとして運営している個室レンタルオフィスだ。

料金は部屋によって異なるが、例えば以下のような金額になっている。

・1名:8万6,900円(個室料金6万8,900円+共益費1万8,000円)
・2名:9万1,900円(個室料金7万3,900円+共益費1万8,000円)

港区エリアの中では比較的安い設定だ。良心的な価格設定ながらも、 ICカードキーによる入室管理が徹底されている。また、シュレッダーやプリンターなどの備品を利用できる点など、サービスの品質も非常に高い。

参考:オープンオフィス乃木坂/青山一丁目

中央区

中央区でおすすめの個室レンタルオフィスは、下記の3カ所である。

・エキスパートオフィス東京

まずおすすめするのは、東京メトロ銀座線・東西線「日本橋駅」B7出口から徒歩約1分という一等地にあるエキスパートオフィス東京だ。東京駅まで徒歩約5分と徒歩圏内であるため、地方への出張や都内での商談にも活用しやすいレンタルオフィスとなっている。

また、フリードリンクや個別郵便受けなど、個室レンタルオフィスとして必要なサービスが十分そろっている点もおすすめだ。なお料金は、オフィス内覧時に現地で把握するシステムとなっている。

参考:エキスパートオフィス東京

・天翔オフィス 東京駅

天翔オフィス東京駅は、JR各線「東京駅」八重洲中央口から徒歩約7分の立地にある個室レンタルオフィスだ。

この個室レンタルオフィスの最大の魅力は、安さである。インターネットや水道光熱費、オフィス家具などが全て込みで、月額2万8,000円から利用可能。初期費用も5万円と安く、保証料や原状回復費用も0円となっているため、コストを抑えたい経営者にはおすすめである。

参考:天翔オフィス 東京駅

・bizcube

bizcubeは、東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」B3出口から徒歩約1分の場所にある個室レンタルオフィスだ。

立地の良さに加えて、高級感のある内装や部屋が防音設計となっている点などが士業や上場を目指す成長企業の経営者などから特に高い評価を得ている。常駐秘書による電話応対サービスも利用できるため、会社のブランディング面からもおすすめできるレンタルオフィスだ。

料金は1~2人用で賃料8万円+共益費1万8,000円からと少々高いものの、質の高いサービスや立地の良さを考慮するとむしろお得な値段といえるだろう。

参考:bizcube

千代田区

千代田区でおすすめの個室レンタルオフィスは以下の3カ所である。

・リージャス 丸の内鉄鋼ビルビジネスセンター

最初に紹介するのは、先ほど紹介したリージャスグループが丸の内鉄鋼ビル内で運営する個室レンタルオフィスだ。JR各線「東京駅」八重洲北口に隣接しているため、隣接する県や地方へのアクセスが容易である。また、ビル1Fでは24時間リムジンバスが発着しているため、海外出張などでよく空港を利用する人にとっても便利だ。

立地やアクセスの良さを重視したい人にとっては最もおすすめできる個室レンタルオフィスである。なお、利用料金を知るには赤坂と同様に問い合わせが必要だ。

参考:リージャス 丸の内鉄鋼ビルビジネスセンター

・PORTAL POINT YURAKUCHO

PORTAL POINT YURAKUCHOは、東京メトロ有楽町線「有楽町駅」のD2出口に直結した新有楽町ビル11階にある個室レンタルオフィスである。駅直結という利便性の高さに加え、デザイン性の高いロビーラウンジやミーティングルームを利用できる点が人気だ。

料金は1~3人用で18万円(税抜)からと高額だが法人登記や専用メールボックスのサービスを利用できる。そのため、費用をかけてでもアクセスの良さやサービスの豊富さを求める経営者にはおすすめだ。

参考: PORTAL POINT YURAKUCHO

・fabbit 秋葉原

最後に紹介する個室レンタルオフィスは、東京メトロ銀座線「末広町駅」から徒歩約2分、JR各線「秋葉原駅」から徒歩約7分の立地にある「fabbit 秋葉原」だ。

利用料金は月額9万5,000円(税抜)からとやや高い。しかし、荷物の受け取りをはじめとしたフロントサービスやコインロッカーを利用できるため、料金相応だといえる。また、1時間2,000円から会議室や応接室を利用できるため、商談や取引先との打ち合わせでも役立つだろう。

参考: fabbit 秋葉原

ビジネス成功のためにも最適なオフィスを

一口に個室レンタルオフィスと言っても料金やサービス内容はさまざまである。自分のビジネスを成功させるには、自社の条件に最適なレンタルオフィスをしっかりと見極めることが不可欠だ。今回紹介した内容を参考に、ぜひ希望に合う個室のレンタルオフィスを見つけていただきたい。

オフィス選びに迷っている?「WeWork」の利用も検討してみよう

レンタルオフィスを検討している人はシェアオフィス・コワーキングスペースの「WeWork」を検討してみるのもいいだろう。「WeWork」は世界800ヶ所以上でシェアオフィス・コワーキングスペースを展開する企業だ。日本国内にも30以上の拠点を有しており、洗練されたオフィス空間や生産性を高めてくれる各種のサービスが魅力だ。

WeWork は原則として、月額賃料を払って利用するコワーキングスペースで、短時間のスポットでの利用はできない。しかし、以下のクレジットカードを保有していれば、期間限定で 「WeWork対象拠点を最大3回無料で利用可能」などの特別優待が受けられる。

・セゾンプラチナ・アメリカンエキスプレス(R)・カード
・セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
・セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

【特典① WeWork 対象拠点を最大3回無料でご利用可能】
 期間:2020年7月1日(水)〜9月30日(水)
※2020年9月30日(水)お申込み完了まで(特典ご利用期限の11月30日までに3回無料でご利用いただけます。)

【特典② ホットデスク・専用デスクが最大50%OFF】
 期間:7月1日(水)〜12月31日(木)
※2020年12月31日(木)お申込み完了まで

詳しくは、以下のリンクからキャンペーン内容を確認してほしい。

>>セゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カード入会サイト(キャンペーン情報)

これまで「WeWork」は気になっていたが利用できなかったという人は、この機会に試してみるのはいかがだろうか。

文・鈴木 裕太(中小企業診断士)