新型コロナウイルスの影響で、テレワークが急速に普及している。しかし、中小企業の中にはテレワーク導入が思うように進んでいなかったり、導入してみたもののトラブルが起きてしまったりいているところもあるのではないだろうか。テレワーク導入を成功させるためには、自社の業務をしっかりと分析して、導入の障壁となりうる要因を一つひとつ取り除くことが重要である。

テレワークとは、一般社団法人日本テレワーク協会によれば、「情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方」のことである。テレワークの類型には「在宅勤務」、「モバイルワーク」、「サテライトオフィス勤務」の3つがあるが、昨今注目を浴びているのは言うまでもなく「在宅勤務」である。この記事では、「在宅勤務」を中心に、テレワーク全体について取り上げる。

在宅勤務が注目される理由

ウィズコロナ時代の新しい働き方!テレワーク導入を成功させるには
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テレワークはもともと、国が推進する働き方改革の流れの中で進められてきた働き方の一つである。その背景には、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催時の交通混雑緩和を図る目的や、グローバル経済の中で日本企業が競争力を維持するための生産性の向上、優秀な人材の確保を図る目的があった。